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花を贈るにはコツがあった!現役花屋が伝える「花贈りのススメ」

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切り花を長持ちさせる方法にはコツがあった!?現役花屋の花を長く楽しむ方法暴露!

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花屋の仕事をしていると、「切り花ってすぐ枯れちゃうんだよね~」「長持ちする方法ってないかな~」って良く聞かれるんですよ。

やっぱり贈った花が思いのほか早く枯れてしまったら残念なんですよね。

鮮度の良い花でも季節によって、「特に夏」は長持ちしないので花屋として申し訳なく思います。なんとかできたら良いのにと思う事もしばしば。

きれいな花が枯れると気分も暗くなりますし、さみしい気持ちになるんですよね。

「ずっときれいに咲いていればいいのに」って思ってる人も多いはずです。

でも残念ながら花も生きているので、いつかは枯れちゃいます。

だから、少しでも長く花が楽しめる方法があるなら知りたいと思いませんか?

そこで今回は、切り花を長持ちさせる方法を解説したいと思います。

花屋目線でお話します。

よろしければ、お付き合いください。

切り花を長持ちさせる秘訣は水かえにあり!

切り花は、茎から水を吸うことで花を咲かせます。

しかし花は本来、根から水分を吸収する植物です。

これはあなたも知っている事だと思います。

でも切り花は、根がないので茎から水を吸うしか方法がありません。

茎はストローのようになっているので水を吸いますが、花に必要な水分以外に余計な細菌なども吸ってしまいます

花も生物なので呼吸をしていると、水の中に細菌が発生するんですよ。

本来は根がフィルターの役目をしてバクテリアなどの細菌をカットし、水分だけを吸収するのですが、切り花は根が無いのでそれができません。

要するにバクテリアなどの細菌も、水と一緒に吸ってしまっているということです。

これって結構なストレスで、早く枯れる原因にもなっているんですよ。

簡単にいうと、バクテリアなどの細菌が茎の管に詰まり、水の吸い上げが悪くなるため花まで水が行かなくなり枯れてしまうんですね。

たとえば、人がストローで何か飲むときにストローに固形物が入るとすごく吸いにくいですよね?

それと同じことが起きていると考えてもらえば、分かりやすいと思います。

専門的に言うともっと細かくなりますので今回は控えますが、茎だけで水分を吸収するのはとても大変だということなんです。

じゃあどうすれば良いか。

答えは簡単。切り花を長持ちさせるなら、細菌が増える前に水を替えればいいんです。

細菌が増えて茎の管が詰まるなら、細菌を増やさなければいいだけのことです。

では、水替えの頻度はどのくらいが良いかと言うと・・・

これは、毎日水を替えるのが望ましいです。毎日水替えをすることで、細菌の繁殖を防ぐことができます。

そうすることで茎の管が詰まらずに花まで水が行き届き、長持ちしやすくなるということにつながります。

ですから切り花を長持ちさせる方法は、花瓶の水を毎日替えるということなんです。

これが一番の秘訣です!

水替えするときの注意点

切り花を長持ちさせる方法として一番良いのは水替えだと言いましたが、水を替える時にもコツがあります。

①花瓶をきれいに洗うこと。

毎日水を替えててもバクテリアなどの細菌は発生しています。ですから水を替えるときに花瓶を洗うことが大切です。水の量は花瓶の底から5㎝くらいで十分!

②切り花の茎を洗い、茎の先端を1㎝程度ナナメに切り落とす。

茎についたヌメリを洗い流し、茎の先端を切ることによりバクテリアなどで茎が詰まった状態を解消できます。花を切るハサミは良く切れるもので、きれいに洗ってから使うと良いですよ。

③葉は腐りやすいので水につかりそうなら取り除くこと。

要するに、新しい新鮮な水を吸いやすくしてあげることが大切なんですね。

咲き終わった花を取り除くことで、切り花が長持ちする!?

切り花は根から栄養を吸収できないため、自身に蓄えた養分を使って花を咲かせます。

そのため咲き終わった花や、咲きそうにない堅いつぼみは取り除いてあげると良いんですよ。

いつまでも咲かないつぼみや、咲き終わった花に力を注いでしまうとせっかく綺麗に咲いている花に養分が行き渡りません。

ですから切り花を長く持たせる方法は、余計な養分を取るようなものは取り除いてしまうということなんです。

でも、ここで注意!

枯れた葉を取るのは良いですが、生き生きとした葉まで取りすぎないように!

なぜかというと・・・

植物は光合成するって知っていますよね?

花などの植物は光りのエネルギーによって養分を作ります。養分を蓄えれば蓄えるほど元気に花を咲かせます。

もちろん切り花も光合成しますので、新鮮な葉は残しておいたほうが良いんですよ。

新鮮な葉を残しておくことで光合成が促進されて、自身に必要な養分が作られるんです。養分が作られれば、花は長持ちします。

ですから、咲き終わった花や堅いつぼみ、枯れた葉などを取り除くことも花を長持ちさせる方法のひとつです。覚えておいて損はないでしょう。

切り花が長持ちする方法は、水に○○を入れる?

よく切り花を長持ちさせる方法に、「水に10円玉を入れると良い」とか「漂白剤を少し水に入れると良い」など言いますが本当でしょうか?

答えは「間違ってはいないけどやらないほうが良い」です。

たしかに10円玉は銅で出来ていますので、銅イオンの効果で殺菌作用はあります。

銅イオンは水に溶けだし殺菌作用の効果を行いますが、だからといって10円玉で花束の水を新鮮な状態に保てるかというと疑問があります。

10円玉程度の銅イオンでは花一本くらいにしか効果がないでしょう。

「じゃあ、10円玉をたくさん入れればいいんじゃないの?」という疑問もわきますが効果は変わりません。

それに水の殺菌効果はあったとしても植物に対する栄養素は全くないので長持ちはしにくいでしょう。

漂白剤も同じことが言えて、水はきれいに保てても栄養素がないので10円玉と変わりません。

しかも、漂白剤は分量を間違えると花に悪影響が出る可能性もあります。

その他にも「塩水が良い」とか「いやいや砂糖水が良い」など言われたりしますが、こちらもそんなに効果は期待できないでしょう。

それなら水替えを毎日行ったほうが確実に効果があります。

「じゃあ何を入れればいいのか?」という疑問が出ますよね。

お答えします。それは・・・

切り花を長持ちさせるなら延命剤がいちばん!

切り花専用の延命剤って知っていますか?

代表的なものとして、クリザールフラワーフードやキープフラワーなど呼ばれているものがあります。

延命剤は簡単に言うと、防腐剤や切り花に必要な養分が入っている栄養剤です。

花瓶の水に適量の延命剤を入れることで切り花が長持ちします。

延命剤なら花に悪い影響がないので安心して花瓶の水に入れることができます。

花屋さんでも販売してますから相談すると良いと思いますよ。

ホームセンターなどにも置いてありますので「花屋さんに行く時間がない」という方でも大丈夫です。

切り花延命剤は、毎日花瓶の水替えする時間が無いあなたにこそ、おすすめしたい商品です。

延命剤を使えば、環境によっては1週間水替えをしなくても花が長持ちすることもありますから。

でも、出来れば3日に1度くらいは水を替えて、延命剤を入れたほうが花のためには良いんですけどね。

どちらにしても切り花を長持ちさせるなら、切り花延命剤がおすすめですよ!

ぜひ試してみてください!

飾る場所で切り花が長持ちする期間が変わる!?

どの場所に飾るかによっても、花は長持ちする期間が変わります。

では、どういった場所が適していると思いますか?

それは、簡単に言えば「人がすごしやすい場所が一番良い」です。

たとえば、夏なら涼しいところが過ごしやすいですよね?冬なら寒すぎない場所が良いです。

勘違いしてほしくないのですが、夏なら冷房のガンガン効いている寒いくらいの部屋とか、冬なら汗が出るほど暖房の効いている部屋では無いということです。

植物も生物ですから人やペットと同じです。

人が適度に過ごしやすい場所が良いということです。

では、どこならいいのでしょう?

おすすめなのは、玄関先や和室の部屋です。

よく「リビングの窓際でも良いのか?」という質問を受けます。

リビングの窓際でも悪くは無いですが、西日などの直射日光があたるような場所は避けたほうが良いです。

人も直射日光にあたっていたら暑いですよね?喉も乾くと思います。

花も暑ければ水を吸う量が増えます。水を吸えば吸うほど花が咲いてきますから、必然的に花が枯れるスピードも早くなるという事なんですよ。

じゃあなぜ玄関先や和室が良いのかというと・・・

玄関先は、夏は涼しく冬は寒すぎない室内であるということが挙げられます。そして少し暗めで適度に風通しが良いのも、玄関が切り花を長持ちする場所に適している理由です。

エアコンなどの風があたるような場所は呼吸が早くなり花が長持ちしません。適度に風通しのある場所が適しています。ですから玄関先は、切り花が長持ちする場所としておすすめ出来るんです。

では、和室の場合はどうでしょう?

和室には畳がありますよね。畳は夏は涼しく冬は適度な温度に保ってくれる効果があります。その他にも除湿効果や空気清浄の役目もしてくれます。

ですから、快適な空間を作ってくれる畳のある和室は、切り花が長持ちする場所として最適な場所だと言えるんですね。

花を長く持たせる方法の場所選びは、和室か玄関先が良いということを覚えておいてくださいね。

まとめ

切り花を長持ちさせる方法

  • 花瓶の水を新しいものにする。(毎日水替え)
  • 水替えのときに茎を洗い、茎の先をナナメに切り落とす。(花瓶も洗う)
  • 咲き終わった花や、咲かないつぼみを取り除く。
  • 切り花延命剤を水にまぜる。
  • 置く場所は「人がすごしやすい場所」を選ぶ(玄関先や和室がおすすめ)

今回の記事は、切り花を長持ちさせる方法に焦点をあてて書きました。

専門的なことで言えばまだまだ書き足りていませんが、お家で出来る簡単な方法をご紹介しています。

ぜひ試してみてください。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

以上、切り花を長持ちさせる方法にはコツがあった!?現役花屋の花を長く楽しむ方法暴露!でした。

また次回の記事でお会いできることを楽しみにしています。

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